「あやかし草子(三島屋変調百物語5) 宮部みゆき著   

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ちょっと前に発売された
待望の三島屋第5弾!!

毎回イラストや装丁がチガウ・・・
とがっかりなのだけど、よく見ると
毎度出版社が違う。
どうやら人気シリーズを独占させないための
(持ち回り的な)協定?戦略?が
あるんだろうね。
今回は角川から出ているよ~
私が好きなのは第二弾「あんじゅう」の
中央公論新社のハードカバー版が好き!

さてさて、奇数号とあって
どんな恐ろしいお話ばかりかと思いきや、
中にはほっこり系もあって、
読みやすかった。
噂では奇数は凄惨で恐ろしい話、
偶数ではかなしいけどほっこり系と分れてると聞いてたんだけどな。
どうやら違うようだね。

良かったのは2話目の「だんまり姫」がほっこり系で好き好き~~
生まれながらに「もんも声」を持つ主人公が
その亡者を呼び寄せるもんも声を使って、有る人を幸せにするお話。
物悲しい物語だけど、出てくる人皆心根の良い人達なので
悲しみをぐっとこらえて頑張ってる姿が胸を打つ。

次に良かったのは1話目の「開けずの間」
これはまぁ、いわゆる通りモノにあたった系の不幸で
怖ろしいお話だった。
人の心の弱さにつけ込むやり口は、古今東西邪悪なモノの常套。
最後因縁を払うために女将がとった手段は・・・・。
あっぱれ女将!

後半のお話たちはどれもいまいち精彩を欠いていて、ちょっと拍子抜け。
とりあえずは「おちか」の第一幕終了。
第二幕はいずれまた執筆されるそう。
長く続けて欲しいな。

・・・宮部さんの時代物大好きニンゲンとしては
ぼんくらシリーズと回向院の茂七シリーズを切望!!!





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by sasha-moon | 2018-06-14 17:59 | Comments(0)

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