カテゴリ:本・マンガ( 138 )   

ゴハンスキー1 清野とおる著 (と、バーガータウンの思い出)   

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以前からネットで結構面白くて
読んでた清野さんのマンガ。
ガロ系の絵柄で好みは分かれると思うが
私は問題なく読めてる。

大体いつもこの人のマンガは世の
奇妙な場所や奇特な人の行動などを
突撃体験レポートするマンガなんだけど、
今回のは清野さんの関わった食べ物に関する
ヘンテコなルポになってます!
結構面白いよ♪

中に「幻のファストフード」と
「セブンーイレブン男、語る!」と言う章があり
それを読んで、大学時代の私の体験と結びついて
忘れてたあの幻のバーガーショップを思い出すのであった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大阪南部の大学に通ってた私が、駅前の不思議なバーガーショップ
その名も「バーガータウン喜志店」を知ることになったのは、
バイトしてた花屋で出前を取ったからに他ならない。
道から少し引っ込んでて、ひなびて雑然としてて、絶対普通では入らない
何屋さんだかもわからない店「バーガータウン」。
そこの海鮮お好み焼きが美味しくて、何度か食べたんだよ。
電話で時間決めて注文して、その時間に受け取りに行ったり、持ってきてもらったり。
店に行くと、カウンターの中でおっちゃんとおばちゃんがやってて、
昭和の匂いのする潰れかけのドライブインを彷彿させる、不思議空間。
当時、大阪北部の大学に通ってた弟も、
私がその駅前に住んでると言ったら、
爆笑して「バーガータウン」ってあるやろっ!!って言ってたから
一部では有名なのかもしれない。

で、現在その「バーガータウン」はどうしてるのかとネット検索したら、
2011年に閉店した模様。
過去記事で、
結構面白半分にレポートしてるサイトが有ったよ。
20年以上前からさらに店の中がゴチャゴチャになってたけどw
海鮮お好み焼き、イカゲソが入ってて
ふわふわで美味しかったな~ 値段は忘れたけど。

しかし近辺のルポを読んでると私の住んでたマンションは、飲み屋の多く入る
ビルとして紹介されてた。
バイトしてた店も、飲み屋になってた。
よく行ったカラオケ屋「歌星人」もなくなったんだよね~~ションボリンヌ。
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by sasha-moon | 2017-06-16 15:15 | 本・マンガ | Comments(0)

冬虫夏草 梨木香歩著   

e0080346_17513664.png何年も待ってやっと文庫化されたので
即効購入♪
「家守奇譚」の続編であり、
主人公・綿貫征四郎がたどる
成長と気付きの物語。

前半は前作同様、京都は疎水べりの仮家での
自然とのふれあいの日々。
本書の3分の1を過ぎたあたりで
がらっと趣が変わり、
何か月も帰ってこない愛犬ゴローを探す旅。
(琵琶湖)湖南地方から瑞々しい鈴鹿山麓へ
山深く深く分け入って、自然の神秘の
深層へどんどん深く
どんどん高みへ上り詰めてゆく物語。

随所にキーワードとなる地名や神社、神様の名前などがちりばめられており、
ゴローを探して愛知川支流を遡っていく間に
その伏線が回収されてゆくので、
よーく注意して、忘れないように読み進めないといけない。
あの時の人はどんな様子だったっけ?
あの人はなんと言ってたっけ?
どの滝の洞の事を指してるんだっけ?
読み返すとよく理解できて、パズルのピースがはまってゆくよ。

作者は今までの沢山の作品同様、同じ事を繰り返し
手を変え品を変え表現しているのだろう。
姿かたちは変化しても根っこは同じ、神羅万象すべては1つであると。
ただ、われわれは綿貫以上に鈍感で、
それを感じ取るのが難しくなってるのだという事も。

イイ所で終わるので、この続きは有るのか気になる所。

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by sasha-moon | 2017-06-13 16:50 | 本・マンガ | Comments(0)

空棺の烏 阿部智里著 (八咫烏シリーズ)   

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八咫烏シリーズ第4作目!

文句無しに面白かった!
1作目の種明かしにはほとほと
あきれたけれど、
2作目で挽回、若宮に迫る陰謀を
読み応え十分に描き上げ、
3作目ではガラッと趣を変え
大猿襲撃の恐怖とその攻防を謎を絡めて
トリッキーに書き上げた。

今作では今まで活躍してきた雪哉を軸に
金烏を守護する山内衆を育成するエリート男子校の学園生活が繰り広げられる。

ホグワーツ魔法魔術学校に居るような感覚で楽しかった~~
そして雪哉の常人離れした力量も露わになって胸が爽快♪
1年生の時に陰険な教官と対戦し雪哉が大勝。
不正があったのでは?と院長他教官に呼び出された時、
雪哉がこの養成所に院生として潜り込んだ真の目的が明かされるのだけど、
その場面が・・・「苛烈」とか「どこへ連れてゆくのか」とか
<十二国記>を強く想起させる文章だったのが残念。
いや、すごく良いシーンではあるのだけどね、
オリジナリティというかなんというか・・・もにょもにょ。

今回も真の金烏に関する情報がさらに色々開示されて、
先代(100年ほど前)の金烏の遺骸が発見回収されるので、衝撃の巻だと言える。
次回作、既刊「玉依姫」も早く読みたい(文庫になるのを待ってるんだけど、来年ネ)
読者レビューでは賛否両論で、大荒れ。
山内の話ではなく、現代日本でのお話(もちろん若宮は出てくる)。
次々回作「弥栄の烏」は来月単行本で発売予定!
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by sasha-moon | 2017-06-11 17:11 | 本・マンガ | Comments(0)

踊る猫 折口真喜子著   

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久々の時代小説~

表紙が素敵すぎてつい手に取った
ジャケ買いにしては
なかなか面白かったよ~
与謝蕪村がその漂流の暮らしの中で出会った
不思議な体験や妖の話を集めた
ちょっと趣向の変わった連作短編集。
1話目の「かわたろ」がまた
淡い恋の妖怪譚で、すっかり引き込まれ、
5話目の「雪」で、
悲しくも美しい雪女を描き、
9話目の「梨の花」では異界(マヨイガ)から帰った無垢な少年が
それゆえの怪異に無実の罪をきせられ・・・
編のそれぞれが違った魅力が有って良かった。
また時期を変えて読み返すのも楽しいに違いない。
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by sasha-moon | 2017-06-07 17:05 | 本・マンガ | Comments(0)

中国の壺 川原泉著   

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珍しく川原泉を読んでみた。
名作「笑う大天使」が苦手で、
あんまり好きじゃないなぁ
と思ってたんだけど、貸してもらったから
折角だしと。

お、しょっぱなから面白い。
素直でおっとり大雑把な主人公がまぁ、
活躍するお話で、
そういえばこの人の描く物語ってば
どの主人公もみんな同じでない??

特別美人ではないけど、
おっとりしてて、まっすぐで、曲がった事が大きらい、しっかりと自己主張出来て行動力もある。
素直過ぎておバカっぽいけど、運を味方にすべてが上手く回ってゆく。
まぁ、それが小気味よいのよ。

この本には短編が6本(うち、作者のエッセイマンガが2本)。
特に中編の「殿様は空のお城に住んでいる」がいい!
時代小説を沢山読んでる私には、なかなか時代考証がしっかりしてて、
納得の描写や解説。
余程勉強してるんだろな。
最近、別のマンガ家の時代物でげんなりしたから余計に川原賛辞!

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by sasha-moon | 2017-06-02 11:48 | 本・マンガ | Comments(0)

のだめカンタービレ 最終巻 二ノ宮知子著   

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最終23巻まで読みましたよ!
パリ編に入ってどんどん
のだめと千秋の進む道がはっきりしてきて
さらに、其々が依存することなく
精神的にも自立してきて、成長している。
のだめはオクレール先生の指導の下
どんどんピアノの修練に磨きがかかる。
一方千秋はコンクール優勝をきっかけに
指揮者としての仕事が出来るように。
父親との確執・遺恨も収まった♪

のだめ&千秋、つかずはなれずの二人、
結局収まる所に収まったので
読んでる方も安心して読めた~♪

のだめは何度もやる気がなくなる危機に見舞われるけど、
音楽が好きなことに変わりなく、ちゃんとピアニストへの道を踏み出した模様。

どうやら続編のマンガが有るようなので、またそれも読ませてもらおう~
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by sasha-moon | 2017-05-05 18:12 | 本・マンガ | Comments(0)

のだめカンタービレ 二ノ宮知子著   

e0080346_11253541.pngトラウマから避けていた漫画。
のだめ。 超絶面白いらしい。
映画化もされてるよね?
で、同僚がオススメ!と貸してくれた。
渋々ながら、折角なので読んでみたよ。
現在7巻まで読了~~~
♪ すっごく面白い ♪ orz
変人奇人な「のだめ(野田恵)」ちゃんは
天才肌、
一方、監督指導役(?)の千秋くんは
天性の才能と努力の人(指揮者志望)。
どちらもピアノ科の音大生で・・・
様々なことを経験して、
音楽家として成長してゆく、
いわゆる「ガラスの仮面」的で
尚且つコミカルなサクセスストーリー。
どの登場人物も憎めない、可愛さと努力と若さはじけて、まぁ読んでて楽しいこと!
色んなクラシック音楽、ピアノ曲やオーケストラの交響曲など登場。
頭に音楽が流れてきてふわっと軽くなれる。

でも、私はクラシック、特にピアノが嫌い・・・。
小さい頃ピアノ習ってて辛かったことを思い出してトラウマ。
今でも発表会で弾かされたロンド・トッカータ(カバレフスキー)が聞こえる。

唯一好きなのはフジコ・ヘミングのピアノ~! すきすき!
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by sasha-moon | 2017-04-23 17:24 | 本・マンガ | Comments(2)

坂本ですが?(全四巻) 佐野菜見著   

e0080346_549121.pngクール・クーラー・クーレスト(造語)!な
坂本くんがやってくる!!
超絶おかしいギャグマンガです。

何をやっても優等生でスタイリッシュ、
老若男女みんなが好きになっちゃう不思議な高校生、それが坂本。
高校の不良生徒も、悔しいけど
やっぱり好きになっちゃう坂本。
たとえて言うなら、
お笑いでボケ担当の子が、
むちゃくちゃカッコ良くてクール、
失敗知らずで、頭脳・肉体共にピカイチ!
そんな人おらんやろ!!てな連作短編集。
2年に進級と同時に学校去る所までで完結。
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by sasha-moon | 2017-04-21 16:48 | 本・マンガ | Comments(0)

「カフェびより」ひぐちにちほ著   

e0080346_1738928.png先日紹介した新刊本を読んで
新築した店舗兼住宅が素敵で、
もっと様子が見たくなったので
にちほさんの他の本を購入~
2008年の本で、すでに絶版!

お隣の妹のマメさん(ま~ん)のカフェ。
もともと焼き菓子の移動販売をされてて、
にちほさんに引っ張られてお店をオープン。
そこまでは知ってたけど、
もっとカフェの仕事・日常が綴られている。
べっぴん&水玉 の2匹がカフェねことして
飼われている「設定」でお話が進むので
現実とマンガの内容に若干違いあり。
でも、美味しい珈琲のたて方とか、すごく参考になる~♪
背景で登場する間取りも、正しく描かれているので、見るのも楽しい。
さらっとした内容なので、あまり読み込む様なものじゃないけど、
にちほさんのお家の様子がまた一段と見えて、ファンには嬉しい☆
他作品「小春びより」(パグ漫画)に出てる主人公たちがゲスト出演。


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by sasha-moon | 2017-04-20 17:04 | 本・マンガ | Comments(0)

「結婚する予定もないから、好きなように家建てちゃいました。」ひぐちにちほ著   

e0080346_15245188.pngタイトル長っ!なマンガ。
昨日紹介したひぐちさんの最新作。
「ひぐち猫。」でマイホームを
建てた事に触れたけど、
その建築時の模様を漫画化しました。
ちょっと変わった間取りだなぁ、と
思ってたけど、
その詳細が判っておもしろーい!
家を建てれるアテもまだないのに
古い木製のドアを買いこんじゃったりw
お金がないので融資を受けるにあたって
妹さんの事業計画頼りで
なんとかローンを組んで行く様子。
建築士さんとの設計段階の詳しいいきさつ。
工務店さん泣かせのリクエスト。
(丸タイルを敷き詰める風呂場と台所)
どれもひぐちさんのこだわりがギュムっと詰まってて
古民家らぶ!古材らぶ!アンティーク家具らぶ!全開ですごい!!!
こだわりの一軒が建ち上がるまでの奮闘ぶりがすごい!!!
出来上がったお家は本当に素敵で、
小さい三角形の土地でも、素晴らしいのが建ったよ。

それにしても、一貫してぶれない好みの内装で、
インテリアに興味ない私もうっとりのお家。
統一感のあるおしゃれなおうち~~ステキステキ!!
そしてのちに来る怒涛の保護猫・保護犬たち~~~
ひぐちさんの暮らしが まるわかりになる2冊を昨日今日で紹介しました♪

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by sasha-moon | 2017-04-17 17:22 | 本・マンガ | Comments(0)