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本所おけら長屋(7) 畠山健二著   

本所おけら長屋(7) 畠山健二著_e0080346_1594794.pngおけら長屋の新刊!!
いや~~面白かった♪
特に今巻は笑あり涙ありが極まってて。
・ねずみや
・ひだまり
・しらさぎ
・おしろい
・あまから

 ねずみやの段では、
義賊ねずみ小僧が現れる。
その正体に気づいたおけら長屋の面々・・・。
義理人情に厚い彼らと貧しい兄妹の運命。
 ひだまりの段では、
聖庵先生の過去が明かされ、
口が悪いが腕はいい・人情家の先生の涙涙の話。
 しらさぎでは、
以前登場した大店志摩屋の末娘、天然お嬢様のお静が
今度は「役者になりたい」とまたも大騒動を起こす。
それに絡む、白鷺太夫と生き別れの妹との涙の再会の話。
 おしろいでは、
両国の小間物問屋の主人の趣味は?!
それに巻き込まれる万造松吉コンビと八五郎の抱腹絶倒話。
 最後のあまからの段では
再び登場、ねずみやの兄妹の仇討ちはかくや?!
江の島を舞台に、火盗改めの根本さまも登場しての大捕り物!!

この時代小説はほんと「面白い!」としか感想の言いようが無いわ。


by sasha-moon | 2016-09-25 15:31 | 本・マンガ

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